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~手術後のリハビリテーションに対する考え方~

◇人工股関節₍THA)、臼蓋回転骨切り術₍RAO)を受けられる方への
 後療法の変更     
(平成25年4月~)

在院日数のしばりから欧米並みとまではいきませんが、入院日数が短縮されています。
入院の日数より退院時どれだけの能力を持って日常生活に支障がないかが重要です。
平成16年7月1日より新しい後療法に変更しましたが、今回平成25年4月よりさらに
1週間短縮したプログラムに致します。

「THA」
従来は大転子を切離していましたが、現在は大転子を温存。
術後1週間で1/2、2週間で1/2~2/3、3週間で全荷重。
早ければ4週間で退院。(入院4週)

「RAO」
術後1週間でw/c、起立、2週間で1/2、3週間で2/3、4週間で全荷重、5週間で退院。
(入院5週、10代では4週)



◇手術後のリハビリテーションに対する考え方

①家に帰って困らない程度に基本的な動作、関節可動域訓練₍ROM)、
日常動作₍ADL)を身に着ける。

②入院日数は問題でなく、退院時にどのような能力を身につけるかが重要である。

③早期離床、退院は社会的ニーズでもあり(在院日数の短縮)、技術的な面では
大転子の固定工夫をこらして強固な固定を心掛けている。

④THA、RAOとも術後1週間の安静後(ギャッチアップは行う)車いす、起立開始、
THAでは1/3荷重、RAOは免荷として徐々に荷重を増やす。
あくまでも目標であって、熱発、疼痛が強い場合はケースバイケースにする。

⑤術後訓練でのトラブルを避けることは重要な課題で、特に高齢者のTHAの脱臼には
慎重を要す。

⑥筋力が大切であるが個人差があり、THAでは退院まで順調なら5週、
RAOでは6週、筋力が不十分なら1週間延長する。

⑦プールでの訓練、歩行訓練、自宅での筋力強化を行う。
例外を除いて他病院への通院、入院訓練は必要としない。

概ね順調であり、以前に反対側の手術を行った患者様からは歓迎されている。