人工股関節(THA)、臼蓋回転骨切り術(RAO)を受けられる方へ
              後療法の変更
    (H21.6.1〜)

在院日数のしばりから欧米並みとまではいきませんが入院日数が短縮されています。
入院の日数より退院時どれだけの能力を持って日常生活に支障がないかが重要です。
H16.7月1日より新しい後療法に変更しましたが、今回H21.6月1日よりさらに1週間短縮したプログラムに致しました。

THA

術後1週でW/C、1/3〜1/2荷重、3週で全荷重。
早ければ4週で退院。(入院4週)

RAO

術後1週でW/C、起立、2週で1/3、3週で1/2〜2/3、4週で全荷重、5週で退院。
(入院5週、10代では4週)





手術後のリハビリテーションに対する考え方
(人工股関節手術THA・臼蓋回転骨切り術RAO)
家に帰って困らない程度に基本的な動作、関節可動域訓練(ROM)、日常動作(ADL)を身につける。
入院日数は問題でなく、退院時にどのような能力を身につけるかが重要である。
早期離床、退院は社会的ニーズでもあり(在院日数の短縮)、技術的な面では大転子の固定工夫をこらして強固な固定を心がけている。
THA、RAOとも術後1週の安静後(ギャッチアップは行う)車椅子、起立開始、THAでは1/3荷重、RAOは免荷として徐々に荷重を増やす。あくまでも目標であって、熱発、疼痛が強い場合はケースバイケースにする。
術後訓練でのトラブルを避けることは重要な課題で、特に高齢者のTHAの脱臼には慎重を要す。
筋力が大切であるが個人差があり、THAでは退院まで順調なら5週、RAOでは6週、筋力が不十分なら1週間延長する。
退院後の訓練継続は必要不可欠であるが、あくまでもホームプログラムが中心で、プールでの訓練、歩行訓練、自宅での筋力強化を行う。例外を除いて他病院への通院、入院訓練は必要としない。
平成16年7月からこのプログラムを実施しているが、概ね順調であり、以前に反対側の手術をした人からは歓迎されている。